≠″ャ 」レ 文 字├″ッ ├ ]厶 |
■手っ取り早くボウリングの試合に勝つには? 1ヵ月後に会社のボウリング大会があるとしましょう。 年に1回、忘年会か新年会の流れでボウリングをする程度。 このまま試合に臨めば、ガター&ミスの連続でスコアが100は超えない。たぶんビリ。 それは避けたい。どうしたらいいでしょう。 ■その答えは両手投げ いままで100を超えたことがなかった人でも、両手投げを週1~2回、1ヵ月練習すれば、150を超える可能性大。 ゲーム途中で4回連続ストライクがとれれば、あとは全部8-でも154。 ときどきスペアがとれればさらにアップ。 ■どうして両手投げが有利なのか? ストライクになるにはいくつかの条件があります。 ボールの回転、スピード、角度、……。 ボウリングにはいろいろな投げかたがあります。 両手投げはストライクになるそれらの条件を満たしやすい投げかたなのです。 ■なぜみんな両手投げをしないのか? すでに片手投げをしている人は、その投げかたのままで、さらに上を目指そうとします。 フォーム(投法)変更は確実にアベレージが下がります。 よほどの理由がない限り、現状の投法を変えようとする人はいません。 いくら両手投げがスゴいと聞いていても、すでに片手投げをしている人はそのまま片手投げを続けるのです。 ですから、これからボウリングを始めるなら両手投げです。 ■私が両手投げに変更した理由 2014年頃、両手投げは異端扱いでした。 伝統的な「リフト&ターン」から始めて、1年くらい「ローダウン」を試み、「両手投げ」にしたのはそのあとでした。 片手投げの最大の欠点は、親指に負荷がかかり過ぎることです。 初めのころはマメができてはつぶし、治ってはマメができて、親指はみるみる太くなって、ボールから抜けなくなって、失投。 テーピングも0.1mm単位の調整が必要で準備も大変。 サムレスでない限り、親指のトラブルは避けて通れません。 ゆる過ぎもきつ過ぎも不可。試合では親指が原因の問題は致命傷になります。 最初から両手投げにしていればどんなに楽だったかと思います。 ■ボールは多いほうが有利 片手投げの人は、1個の新品ボールを所有するのに数万円かかります。 中古ボールをただ同然で入手したとしても、プラグ&ドリル(穴を埋めて開け直す加工)の必要があるため、数千円のコストがかかります。 両手投げは、親指を穴に入れないので、中古のボールをグリップ交換するだけです。 グリップは1個数百円。 コスト的に断然有利です。 ■そのレーンに合ったボールを選ぶ 計算上、新品のボール1個の予算は中古ボール50個に相当します。 置き場所の問題もあるので限界はありますが……。 性能の異なるボールがたくさんあれば、そのレーンにもっとも合う(=ストライクのでやすい)ボールを選ぶことができます。 新品で買ったボールを1~3個持っていても、そのレーンに合っていなければストライク率は上がりません。 ボールによっては露骨にストライクが出やすいものが存在します。 中古でもそんなボールを見つければ、愛用のマイボールになります。 ■技量不足は、ボール性能で補うことができる 1ゲーム中、ストライクなしですべて8スペアの場合は180です。 途中4連続ストライクがあれば、残りは半分くらい8スペアでも186になります。 実際には、すべてスペアをとるのはかなりの重圧です。 高度な技量で完全にミスを回避するより、多少ミスしてもストライクを連続させるほうが高スコアになります。 ■まとめ 1970年代のボウリングブームの渦中にいた団塊の世代。そのまま投げ続けているベテランボウラー。再開したボウラー。 加えてその子や孫の世代も参加して、2010年代からブーム再来のようです。 でも、もはや昔の投げかたは通用しません。 ボウリングは両手投げの時代なのです。 |