≠″ャ 」レ 文 字├″ッ ├ ]厶 |
道を教えてくれそうな親切な人には見えないのだが、人通りの多い道にヒマそうに突っ立っていたりすると、よく道を尋ねられる。 尋ねてくるのは決まってスマホ持ってない高齢者。 老婆:「あのう、高島屋の新しい店ってどこですか」 俺:「知りませんねえ。それは私に聞くより、高島屋か交番で聞かないとわかりませんよ」 老婆:「昔、倉庫たったんですけどね、いまは洋服を売ってるんです」 俺:「さあ、聞いたことないですねえ。(私が知らないといった以上、いくらその店の説明をしても無駄ですよ)」 老婆:「昔、倉庫たったんですけどね、いまは洋服を売ってるんです」 俺:「(その説明はさっき聞いたけど)お店の名前は?」 老婆:「交番はどっちですか?(店名知らんのかいな)」 俺:「あっちのほうですけど、少し遠いですよ」 老婆は礼を言うでもなく、交番とは反対の方向に去って行った。 2人同時というケースも。 老婆1:「あのう、○○ってどこですか」 俺:「ちょっと、その地図を拝見しますよ」 老婆2:「あのう、△△ってどこですか」 俺:「ちょ、ちょ、ちょっと、待ってくださいいまこちらの人の対応中……。」 老婆1:「この近くだと思うんですけどねえ」 俺:「うーん。ぜんぜんわからないなーすいません。では次のかたどうぞ」 老婆2は礼を言うでもなく、いつのまにか消えている。 俺:「あれ?どこいった老婆2。どんだけ待ちきれないんだよ」 |