両手投げをマスターすると、ストライク率が上がります。
その理由はこうです。
ストライクの3条件
- 【コントロール】
ボールがポケット(1番ピンと3番ピンの間)へ適切な角度で進入すること
- 【回転】
ボールが高回転であること
- 【スピード】
ボールが高速であること
両手投げは、上記のストライクになりやすいボールを投げるのに適しているのです。
しかし、何事にも長所と短所があります。
メリット
- 親指を入れないので、リリース時の親指の抜けを心配する必要がないし、調整が微妙なテーピングの必要なし
- 中指と薬指は第一関節が入れば、穴はゆるくてもよい(バックスイングのときにボールを持っているのが左手であるため[右利きの場合])
- よって、ハウスボールでも投げられる(通常、片手投げの人はマイボールを作るとそのボールしか投げられない)
- 他人のマイボールであっても、普通に投げられる(つまり、ボールを自由に選べる)
- だから、(ヤフオクで落札したり、他人からもらった)中古のボールであってもプラグしてドリルし直す必要なく、そのまま投げられる(劣化したグリップは交換することあり)
デメリット
- 習得まで日数がかかる(ただし、これは投法の大幅な変更としてどんな投げ方でも同様)
- 肋骨への負担(両手投げの動きは身体へ無理な力がかかります。私の場合、覚えたてのころには2回ほど肋骨を損傷)
一連の投球動作のなかで、できるかぎり、無理、無駄、ムラを排除し、最小限の要素で投球することが重要です。
親指を使わない両手投げは、(きつ過ぎ、ゆる過ぎ、親指を抜くタイミングなどの)親指の悩みから開放されます。
完全に両手投げに切り替えて8ヶ月が経過し、練習時のアベレージは150~180です。(以前の片手投げのころは140~160)
先月、ハイゲーム290がでました。
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